ワンちゃんのストレス解消方法を解説!ストレスサインや原因も紹介
ワンちゃんも、人と同じようにストレスを感じる動物です。しかしワンちゃんはストレスを感じても言葉では伝えられません。気付かないままでいると、問題や体調不良を生じる恐れがあります。そのため飼い主さんは、ストレスが解消してあげる必要があるのです。
今回はワンちゃんのストレスの原因やストレスサイン、ストレスの解消方法を解説します。
ワンちゃんのストレスの原因になりやすいもの
ワンちゃんによっては、例以外の出来事や環境がストレスになる場合もあります。また、ワンちゃんによっても受け止め方が異なるでしょう。
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運動不足や散歩不足
運動が足りないと多くの犬はストレスがたまってしまいます。
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退屈
誰も相手にしてくれない、ずっと外につながれたままの状況などは大きなストレスです。
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長時間の留守番
長い留守番は、群れで暮らす犬にとってつらい状況です。
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体罰など
怒鳴られる、叩かれるなどは激しいストレスです。
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飲み水やご飯がない
お水がこぼれてしまった、飼い主さんがフードを与え忘れたなどもストレスを感じます。
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騒音
雷や花火など大きな音は、多くの犬が苦手です。ベッドがテレビの横にあるなどもストレスになる場合があります
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見慣れない人や他の動物
知らない人が家に滞在したり、突然他のワンちゃんや猫を飼い始めたりするのもストレスです。公園で知らないワンちゃんに会ったときもストレスを感じます。
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新しい環境
引っ越しなどで新しい家に来ると、慣れるまではストレスを感じるでしょう。
他にも、車に乗って出かける、子どもが近くで騒ぐなどにストレスを感じる子もいます。ワンちゃんを取り巻く環境を見直してみてください。
ワンちゃんがストレスを感じるとどうなるの?
やたらとあくびをする、病気でもないのに体をかいているのはもしかしたらストレスサインかもしれません。ストレスが強くなりすぎると、咬むなど深刻な問題行動を起こす恐れもあります。どのようなサインがあるかストレスの段階別に確認してみましょう。
軽いストレスサイン
知らない犬に出会ったなど、軽いストレスを感じたときに見られるサインです。これらのサインは「カーミングシグナル」とも呼ばれる犬の言葉でもあります。
- あくびをする
- そっぽを向く
- 背中を向ける
- 耳が後ろ側に倒れる
- 伸びをする
- 地面のニオイを嗅ぐ
- 片足だけ前足を上げる
- 体を掻く
- 突然ゆっくり歩く
これらの行動は、ストレスがないときでも見られます。例えば本当に眠くてあくびをする、起き抜けに伸びをするなどです。そのため、飼い主さんは状況から「ストレスかも?」と判断する必要があります。
例えばトレーニング中のあくびです。飽きたのではなく「疲れました。もうわかったので、やめてほしい」と訴えている可能性もあります。そこで「あくびなんかして」と叱られると、ますますストレスがたまってしまうでしょう。
深刻になりつつあるストレスサイン
ストレスが溜まってきて解消されないままだと、ストレスサインも明確になってきます。そろそろ飼い主さんも変だと思うようになってきているはずです。このようなサインが見られるようになったら、早めの対応が必要になります。
- 吠え続ける
- 尾を後ろ足の間に挟む
- 飼い主さんに唸る、咬もうとする
- 寒くもないのに体が震えている
- 荒い息をする
- 家の中のものを壊す
- 不適切な場所での排泄
など
深刻なストレスサイン
より深刻になると、次のようなサインが出てきます。なんらかの病気にかかっている恐れもあります。すぐに動物病院を受診しましょう。
- 空気を噛む仕草をする
- 自分の尾を追いかけて噛む
- 血が出てもずっと体の一部をなめ続ける
- 食欲が低下する
- 下痢や嘔吐が続くです
など
ワンちゃんのストレスを解消しよう
ストレスが溜まってしまう前に、飼い主さんはストレス解消をしてあげましょう。
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散歩時間と遊び時間を増やす
散歩は最も効果的なストレス解消方法。散歩が大変な高齢ワンちゃんなども、カートや抱っこで散歩させるとストレス解消できます。引っ張りっこなどの遊びもストレス解消に効果的です。
来客や知らない犬に会ったあとなどに散歩をすると、ワンちゃんの気分転換になります。
- ワンちゃんの過ごす環境を見直す
ベッドの場所は静かで落ち着けるところにあるか、暑すぎたり寒すぎたりしないかチェックしてみましょう。トイレに近すぎるのもストレスになるので注意してください。お水やフードもいつも気を配ってあげましょう。時には誰にも邪魔されず、1匹でのんびり過ごせるようにするのも大切です。 - トレーニング時間は適切?
トレーニングに時間をかけすぎていませんか?ワンちゃんの集中力はそれほど長くありません。苦痛にならないよう短時間で切り上げるようにしてください。大声で叱る、叩くなどは禁物です。 -
たっぷり触れ合う時間を取る
毎日のマッサージなど、ワンちゃんと触れ合う時間を取りましょう。見つめ合い、声をかけながらするのがおすすめです。絆も深まります。
- 長時間の留守番はなるべく避ける
留守番中は、長時間かけて食べるおやつを与えるなど退屈を解消できる工夫をします。ラジオなどをかけておくのもいいでしょう。どうしても留守番が長くなるときは、シッターさんを利用するのもいい方法です。
- 噛むおやつでストレス解消!
ワンちゃんのストレスは「噛む」動作でも解消できます。噛み応えのあるヘルシーなおやつで、噛む本能を満たしてあげましょう。
噛み応えがあり、長時間楽しめる100%牛肉のおやつです。ニュージャージー州放牧牛のホルバーを加熱して乾燥しているので、着色料や防腐剤、添加物などは一切使用していません。
SML各サイズがそろっているので、おうちのワンちゃんの大きさに合ったものを与えてください。
ヒマラヤ山脈に生息する、ヤクのミルクから作ったチーズのおやつです。乳糖フリーなので安心。着色料や防腐剤、添加物も一切使用していません。歯の丈夫な若いワンちゃんにおすすめです。
まとめ
ワンちゃんのストレスは、飼い主さんが解消してあげましょう。たとえ軽いストレスでも放置は禁物です。ストレスがかかり過ぎると、問題行動や体調不良を招く恐れもあります。
ストレス解消には、散歩や遊びを増やす、触れ合う時間を増やすなどがおすすめです。さらにワンちゃんの生活環境も整えるようにしましょう。また「噛むおやつ」を与えると、ストレス解消に効果的です。
ただし問題行動や体調不良を生じているときは、動物病院を受診してくださいね。