ワンちゃんに上手にお留守番してもらう5つの方法
今回はワンちゃんを上手にひとりでお留守番させるヒントを私たちの実体験から特別に皆さんにご紹介します。
また、この記事に出てくる商品はほとんど全て私たちが試したものです。
尚、私たちはこれらの商品の企業から報酬などは一切受けておりません。
お仕事や用事など、忙しい毎日を送っているとワンちゃんをどうしてもおうちでひとりお留守番させないと行けない時がありますよね。少しなら大丈夫、慣れてくればそのうちできるなんて思っていると、あなたがおうちを出る時は吠えてしまい、帰って来たらおうちがはちゃめちゃに・・・なんてこと、過去に一度は経験したことあるのではないでしょうか?
では、ワンちゃんはどれくらいの間ならお留守番出来るのでしょうか?
もちろん、あまりに長いことひとりでお留守番はかわいそうですが、下のリストを作成してみたので是非参考にしてみてください。
パピー(8〜10週目):生まれてすぐのパピーは、1時間以上ひとりにするのは良くないでしょう。この時期は、しつけやトレーニングをするのに一番最適です。
パピー(2〜3ヶ月目):1〜2時間程度ならお留守番できるでしょう。パピーはひとりになることに慣れてなく、またおしっこを我慢するのがとても難しい時期です。この時期にあまり長いことひとりにしてしまうと、分離不安症を引き起こしてしまうこともあります。
パピー(4ヶ月目):一回につき2〜4時間程度ならお留守番できるでしょう。このくらいになると、おしっこも4時間くらい我慢できる・・・はず。
成犬(1.5才以上):6時間くらいお留守番できるようになりますが、トレーニングやしつけ、また犬種などにもよってきます。
成犬は8時間以上ひとりになると不安症や過度の吠え、またはストレスを抱え始めることがあります。もし、どうしてもワンちゃんを長いことひとりにしないといけない時は、ペットシッターや一時的なペットホテル等にワンちゃんを預けるのも一つです。このサイトではあなたの近くのペットホテルを探すことができます。
では、ここからはお留守番でワンちゃんにストレスを与えないための色々な方法をご紹介します。
1. とにかく走って、走って、走らせる!
これには飼い主さんの時間と体力も要しますので、お出かけ前に十分に時間がある時にオススメです。もしお仕事で早くからおうちを空けてしまうなら、おうちを出る時間の20分前にワンちゃんと走ったり早歩きしてみてはいかがでしょうか?
この時間でワンちゃんにおしっこをしてもらい、また走ることでエネルギーを消費するため、帰ってきたワンちゃんはお留守番中にお昼寝をしたり休むことが出来るのです。走るというと中・大型犬の方が必要そうではありますが、小さいワンちゃんでも健康でいるためにエクササイズはとっても大事です。是非、お外の空気をたくさん感じさせてあげて下さいね!
おうちの中でワンちゃんにエクササイズさせるなら、是非WickedBoneと GoBoneをチェックしてみてください。色んな遊べるモードがあり、スマートフォンで遠隔操作も出来ます。
ワンちゃんにとって、動き回って疲れることは一番の至福です。
2. トレーニング
短時間のお留守番でもストレスを感じず平常心でいてもらうためには、トレーニングも必要です。これは大型犬を飼う私たちが一番実践して効果があったトレーニング法をご紹介します。
まず、ワンちゃんに違うお部屋にいてもらい、しばらく離れます。そして飼い主さんがワンちゃんがいるお部屋に行きますが、その時、ワンちゃんを呼んだり、接触したりしない様にします。
ここで言う接触とは、アイコンタクトや話しかけ、撫でたりするのも一切控えます。もしワンちゃんが近づいてくるあなたに嬉しくて飛び付いたりしたら、すかさず「NO!」と言ってワンちゃんが落ち着いて冷静になるまでワンちゃんを「無視」する必要があります。そしてワンちゃんが大人しくなったら、名前を呼んでみて、近くに来たら撫でてあげてください。この方法、一見とてもかわいそうに思えますが、実はワンちゃんにとって「飼い主さんと離れることは大したことない」と思わせるのに非常に効果的なのです。
もしお出かけする時に毎回ワンちゃんが悲しんだりストレスを感じる様だったら、是非このトレーニングをやってみてください。まず5分から始めて、徐々に時間を延ばしていくといいですよ。
3. いつもと違う方法でごはんを与える
毎日長い時間お留守番させる時は、いつもと違う方法でごはんをあげたりしてみてはいかがでしょうか?
XLサイズのkongは中に約一食分のごはんを詰めることが出来るので、ワンちゃんが朝ボウルで食べる分を入れておけば、お留守番中に楽しく食べてもらうことが出来ます。オススメの方法は、前夜から朝ごはん分とピーナッツバターやバナナを入れて凍らせておきます。次の日の朝、2で紹介したトレーニングの後にあげると、ワンちゃんもお留守番中により一層美味しく朝ごはんを食べることが出来ます。
いつものボウルだと5分足らずで食べ終わってしまいますが、kongに入れると30分程度かけて食べるので早食い防止にもなります。
但し、飼い主さんがおうちに帰ってきたらすぐに取り上げてください。そうすることで、お留守番の時だけの特別感が生まれるのです。
あと、これはちょっと手間がかかりますが、朝ごはん一食分のカリカリを家の中の至るところに隠しておうちを出たりしてみると、ワンちゃんはカリカリ探すのに夢中でお留守番もへっちゃらです。
おうちの中が大変なことになっちゃうかもしれませんが、必ずカリカリは食べてき綺麗にしてくれるのでご安心を!
もしどうしてもワンちゃんのことが心配になってしまう様であれば、最近広告でも良く見かけるあのFurboがオススメです。アプリで外からおうちの中を見ることが出来て、ワンちゃんを呼んだりおやつを投げたり出来ます。ついつい飼い主さんがハマってしまわない様、要注意です。
お留守番があまりに苦手なワンちゃんだと、飼い主さんが帰ってくるまで何も食べない子もいます。そんな時は、ごはんよりも2. トレーニングをたくさんして一緒にいる時間を増やしてあげましょう。
4. 環境を整える
ワンちゃんが安全にひとりでお留守番出来る様にするために、おうちの中でワンちゃんが行き来出来る箇所を制限しないといけない時がありますよね。成犬になる前はとにかくお昼寝をよくするので、ワンちゃんが居心地よくいられる場所やケージをおうちの中で用意してあげることをオススメします。
最初のうちは噛み癖があるので、お留守番でストレスが溜まると家の中の物を噛んでしまうかもしれません。なるべく周りに物を置かない様にしましょう。
おうちの中でのトイレトレーニングは、最初はしっかり定めた場所で行い、その後少しずつワンちゃんがトイレ出来る場所を広げていくといいでしょう。ある程度範囲を決めてトレーニングすることで飼い主さんへの負担も少なくなります。
ワンちゃんがひとりでお留守番することに慣れてきたら、ワンちゃんが行き来出来る場所を徐々に広げていくといいでしょう。そうすることで、いずれはおうちの中を壊さずに、トイレも決まった場所でしっかりお留守番中に出来る様になります。
5. パズル、おもちゃ、おやつ
ワンちゃんも意外と人間と同じでパズルみたいなおもちゃが大好きです。頭を使うようなおもちゃだと、ひとりでも楽しめて時間もすぐ経ちます。その中でもオススメの一つがアウトワード・ハウンド。リスのぬいぐるみたちを木の形をしたぬいぐるみに入れておき、ワンちゃんに穴から取り出してもらいます。穴からリスを引っ張るため結構難しく時間がかかり、ハンティングみたいでとっても楽しいのです。
おやつには、もちろんGoDoggyのヒマラヤ産ヤクチーズを是非どうぞ。ワンちゃんが退屈せず長く噛み続けられることに加え、低カロリー、100%自然食品、乳糖・グルテンフリーで健康にもとってもいいおやつです。
マットパズルもあります。マットの色んなところにおやつを隠しておいて、ワンちゃんは嗅覚を使っておやつを探し当てるタイプで、これもまた時間が経つのを忘れそうなおもちゃです。
おもちゃはおやつは飼い主さんの目の届くところで遊んだり食べたりする必要があるので、必ず商品の注意書きを読んでから与えてくださいね。
一定量のトレーニングと健康的な生活がやはりワンちゃんには一番です。忙しくてワンちゃんと十分な時間を取れないことが、飼い主さんとワンちゃん両方にとってストレスとなってしまう時もありますよね。
今回ご紹介した方法で、飼い主さんとワンちゃんが更に強い絆で結ばれたらと思います。是非ご家族皆で試してみてください。